Alternative Loggia
2023
1 channel video(16'42"), gelatin silver print, pinhole camera using fallen leaves as a lens, picnic rug, plants, stone
2023.11.17~19「TOKAS Residency OPEN STUDIO 2023-2024/November」
東京を拠点に活動。イメージが生成、受容されていく過程で周辺化される物事や、それによって残された痕跡を手掛かりに制作を行う。2020年より室内空間をテーマとし、写真メディアの原理を参照しながら室内に堆積する時間を捉える試みをはじめる。 TOKASでは私的空間と公共空間の境界を探るべく、室内と都市の間にある機能があいまいな建築空間「ロッジア」のリサーチに着手した。しかしながら、東京には建築物としてのロッジアが少ないため、その代わりとなる「オルタナティブ・ロッジア」を探すことに方向を切り替えた。その過程で、行政と個人それぞれが路上に設置した植物「街路樹と路上園芸」、機能が休止し宙吊りとなった空間「リミナルスペース」をオルタナティブ・ロッジアに位置付けた。そして、両者を介して公共空間に堆積する時間を捉えようと試みた。
(TOKAS Residency オープン・スタジオ ハンドアウトテキストより)
《An Essay about Alternative Loggia》
2023
video, 1 channel, 16’42”
Installation view "OPEN STUDIO 2023-2024/November", TOKAS Residency, Tokyo
《Landscape photos taken with a pinhole camera made bya using a hole in a fallen leaf as the pinhole lens》
gelatin silver print, variable dimention