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室内写真
—Camera Simulacra—
カメラのルーツはラテン語で「暗い部屋」を意味する光学装置カメラ・オブスクラにあります。1点の穴を通して映像となった外景が、上下左右反転した状態で内部に投影され、それを化学作用で定着したものが写真です。『室内写真―Camera Simulacra(カメラ・シミュラクラ)―』とは、今日の写真を観測するために設置された架空のカメラ・オブスクラです。人の手を離れ拡張し続ける現在の写真現象をカメラ・シミュラクラに通過させることで、写真存在を決定づける定着という行為とその欲望が生み出す幻影について再考します。
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